三井住友銀:プロミスを完全子会社化
三井住友銀行は30日、傘下の消費者金融大手プロミスの全株式を公開買い付け(TOB)で取得し、完全子会社化する方針を固めた。取得金額は800億円程度とみられる。更にプロミスが行う約1000億円の第三者割当増資も引き受け、プロミスの財務基盤を抜本的に強化。三井住友フィナンシャルグループにおける個人向け金融事業の中核会社としての位置づけを明確にし、収益拡大を目指す。 三井住友銀は04年にプロミスと資本提携し、現在の出資比率は約22%。完全子会社化に踏み切ることで、今後はプロミスの業績はすべて三井住友銀の決算に反映されることになる。プロミスもTOBに賛同する。 消費者金融各社の業績は、昨年9月の武富士の経営破綻以降、過去に取り過ぎた利息(過払い金)の返還請求が急増して収益を圧迫。プロミスは11年3月期に連結ベースで960億円の最終赤字を計上した。しかし、昨年末に月1万件を超えていた返還請求件数は、今年8月には8000件台にまで減少しており、反転攻勢に出る準備が整ったと判断したとみられる。 消費者金融業界は、貸金業者の融資を借り手の収入の3分の1までに制限する総量規制が昨年6月に導入され、市場規模が縮小。日本貸金業協会によると、7月の消費者向け無担保融資は、前年同月比3割減の約6兆円となった。ただ、中堅業者が相次いで市場から撤退していることもあり、三井住友銀は「一定の需要は見込める」(幹部)として、プロミスへの一段の支援に積極的な考えを示していた。 http://mainichi.jp/select/biz/news/20110930k0000e020058000c.html 毎日JP
8574プロミスの報道を受け連想買いから、8572 アコムも一時、1708円をつけ大幅高となりました。ホルダーの方はおめでとうございます。
過払い金の請求が峠を過ぎ、生き残った消費者金融業者各社の業績は大幅に改善へ向かうとのこと。収益部門の獲得へ今後は、8572アコム(三菱UFJB)にも資金の矛先が向かうかもしれません。
マーケット全体は依然、不透明
歴史的に見ても、10月は警戒を強めなければいけない月です。欧州懸念から邦銀でも対応に動いているとのことです。10月~11月にかけて大きなインパクトが市場を駆け巡るかもしれません。
新しい情報が入りましたら配信いたします。
三井住友銀行は30日、傘下の消費者金融大手プロミスの全株式を公開買い付け(TOB)で取得し、完全子会社化する方針を固めた。取得金額は800億円程度とみられる。更にプロミスが行う約1000億円の第三者割当増資も引き受け、プロミスの財務基盤を抜本的に強化。三井住友フィナンシャルグループにおける個人向け金融事業の中核会社としての位置づけを明確にし、収益拡大を目指す。 三井住友銀は04年にプロミスと資本提携し、現在の出資比率は約22%。完全子会社化に踏み切ることで、今後はプロミスの業績はすべて三井住友銀の決算に反映されることになる。プロミスもTOBに賛同する。 消費者金融各社の業績は、昨年9月の武富士の経営破綻以降、過去に取り過ぎた利息(過払い金)の返還請求が急増して収益を圧迫。プロミスは11年3月期に連結ベースで960億円の最終赤字を計上した。しかし、昨年末に月1万件を超えていた返還請求件数は、今年8月には8000件台にまで減少しており、反転攻勢に出る準備が整ったと判断したとみられる。 消費者金融業界は、貸金業者の融資を借り手の収入の3分の1までに制限する総量規制が昨年6月に導入され、市場規模が縮小。日本貸金業協会によると、7月の消費者向け無担保融資は、前年同月比3割減の約6兆円となった。ただ、中堅業者が相次いで市場から撤退していることもあり、三井住友銀は「一定の需要は見込める」(幹部)として、プロミスへの一段の支援に積極的な考えを示していた。 http://mainichi.jp/select/biz/news/20110930k0000e020058000c.html 毎日JP
8574プロミスの報道を受け連想買いから、8572 アコムも一時、1708円をつけ大幅高となりました。ホルダーの方はおめでとうございます。
過払い金の請求が峠を過ぎ、生き残った消費者金融業者各社の業績は大幅に改善へ向かうとのこと。収益部門の獲得へ今後は、8572アコム(三菱UFJB)にも資金の矛先が向かうかもしれません。
マーケット全体は依然、不透明
歴史的に見ても、10月は警戒を強めなければいけない月です。欧州懸念から邦銀でも対応に動いているとのことです。10月~11月にかけて大きなインパクトが市場を駆け巡るかもしれません。
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